11月3日の憲法集会で63年ぶりに再現された平和おどりを普及していこうと、事務所が開設されました。開設したのは、平和おどり再現に奔走してきた川井禎子さん。川井さんは、11月13日開かれた、11月3日の憲法集会の感想を語る懇親会で、平和おどりの普及に引きつづきとりくんでいく想いを次のような語りました。


11.3 円山音楽堂〝平和おどり再現〟をご支援くださいましたみなさま
「ありがとうございました。」
11.13 同上の感想を語る懇親会ご出席のみなさま
「今日はお疲れ様です。」

あの感激した夜、私は夢をみました。その夢を紹介します。

府庁前から市役所まで〝平和おどり〟の行列です。
(阿波踊りも顔負けされることでしょう?)
先頭は知事さん、市長さん。
今日は羽織袴ではなく粋な浴衣に角帯です。
続いて 京都新聞の社長さん、商工会議所の会長さん、
観光連盟・協会長さん。
「あぁ、居やはった。踊ったはる。」
平和をこよなく愛される元自民党幹事長の野中さん、
他にも 政・財界、各企業の代表者が続々…。
続いて 様々なグループがやってきました。
「あっ!楳茂都梅衣華先生や社中さんも踊ったはる。
他流のお師匠さんとその社中さん。花街のきれいどころ…
さすが 素敵、綺麗。私も習おうかしら…」
京都ならではのお祭り。着物業界も美しい装いで総出です。

途切れることなく、学生グループ、歌声グループ、
世界各地の観光客も交え、都大路は豪華な絵巻です。
踊りのあとは、鴨川べりの広場で 京都を始め 日本各地の名産直所。おでんやたこ焼きでちょっと一杯もよし。
木屋町、先斗町。周辺には飲食店がたくさんあります。
「あぁ、今日は御池通りのお弁当屋さんも売り切れやったし。」
タクシーは京都観光にひっぱりだこ。

その時、臨時ニュース 「〝平和おどり〟世界文化遺産に指定 」
残念。夢でした。

この夢を現実化させ、みんなで京都を元気にしましょう。

平和おどり 歌詞4番

♪ ハアー みんな笑顔で仲よく暮らしや
 この世天国 世界は同胞(きょうだい)
そろう音頭の たのもしさ たのもしさ
ハ 踊った 踊ったヨイショコショ
 シャンシャン シャラリコ シャンと踊れ

きけ わだつみのこえ(日本戦歿学生の手記)

まだ山ほどあった人生を、命を捨てて平和の礎に。彼らは千の風になって私たちに呼び掛けています
お墓の前で泣かないでください。私は死んでなんかいません。 母チャンや 後輩たちを見守っています。
「自分のためです。どうか〝死なないためのたたかい〟を昼夜忘れないでください。」
「母チャンが僕を必死でそだててくれたことを思うと 涙が溢れます。何一つ喜ばせることもできず 死ぬ僕を諦めてください どうかお許しください。」

歴史は繰り返します。こんな遺書を再び見ることがないよう、一人ひとりが沈黙を破りましょう。

平和おどり普及会 京都事務所 代表 川井禎子
〒604-8483 京都市中京区西ノ京南上合町82-34
コミュニテイサロン仄(ほのか) 内
(太子道 南行バス停下車すぐ 西大路通り東側)
FAX075-803-0600