9条守る揺るぎない多数派をめざし一万人賛同運動を呼びかけ
新道・早川・春野の3氏をあらたに世話人に選出
11・3憲法集会、府内一斉宣伝行動の成功を
「9条京都のつどい2010~講演&全体会~」(憲法9条京都の会主催)が、9月28日、京都市左京区の京都会館会議場で開かれ、370人が参加しました。「憲法をめぐる情勢と私たちの課題」と題して小森陽一・九条の会事務局長(東京大学教授)が講演しました。
小森氏は、1990年代から今日までの政権と安保の関係を解明。とりわけ鳩山政権崩壊の背景、日米安保条約を軍事同盟としてより強くアメリカの世界戦略に加担していく菅政権の姿勢が、参議院選挙と民主党代表選挙を通じて明らかになったと指摘。同時に、民主党政権の混迷ぶりには国民世論が大きく反映しているとし、あらためて情勢の動きの本質をとらえる上で「9条の窓から情勢を見る」ことの大切さを強調しました。
全体会では、小笠原伸児事務局長が一年間の活動を報告。宮津与謝9条の会、木津9条の会、精華9条の会、常磐野9条の会、仏教大学9条の会から、とりくみが紹介されました。また、一万人賛同運動など今後の活動方針や新しい世話人の提案、さらに、増野11・3憲法集会実行委員会事務局長による憲法集会と府内一斉宣伝行動成功の呼びかけが拍手で確認されました。
新しい世話人として選出されたのは、
新道弘之(藍染め作家・ちいさな藍美術館館長)、
早川一光(医師)、
春野かそい(書道家)の3氏。
これで世話人は代表世話人7氏を含む79氏となりました。
憲法9条京都の会 事務局