憲法9条京都の会代表世話人瀬戸内寂聴さん 逝去(2009年5・2憲法集会での講演「いのち」回想)

瀬戸内寂聴さんは、憲法9条京都の会結成の呼びかけ人であり、2008年6月29日結成後は、代表世話人のお一人として、憲法9条を守り生かすとりくみを市民の中に広げ、ともにすすめていく上で、大きな力を発揮してくださいました。

あらためて感謝するとともに、心より哀悼の意を表します。

瀬戸内さんは、結成集会での安斎育郎さん、鶴見俊輔さんとの鼎談につづき、翌年の4600人超の参加者でふくれあがった円山野外音楽堂での5・2憲法集会で、〝いのち〟をテーマに講演。自らの戦争体験を語り、いのちと戦争は絶対に相容れないとし、「殺すなかれ、殺させるなかれ」が仏教の基本、「私は牢屋に入れられても戦争反対を貫こうと考えている」と述べ、みんなが力を合わせれば強い力になる!と参加者に呼びかけ、励まされました。

動画掲載:2009年5・2憲法集会瀬戸内寂聴さん講演「いのち」

(憲法9条京都の会事務局)