《憲法集会・9条のつどい》
「九条の会」の呼びかけに呼応し、京都でも市民の総決起の秋をつくろう!
~憲法 9 条京都の会、「9 条京都のつどい 2023~講演&全体~」を開催~
岸田改憲・大軍拡を許さない市民総決起の秋をつくろう!
9月30日開かれた「つどい」には、府内各地から201名が参加。開会にあたり憲法9条京都の会代表世話人の高山佳奈子京都大学教授が、「武器を持たない国として戦後再出発した日本は、武器爆買いではなく、国民のいのちと生活を守ること、各国への支援、友好関係の確立こそやるべきだ」とあいさつ。
三牧聖子同志社大学大学院准教授が、「今、日本が追求すべき平和とはないか?~米国に生れる新たな安全保障に着目して~」と題して講演。三牧さんは、「対テロ戦争とコロナ危機をへて、軍事より国民の生活向上が最大の安全保障だという変化が生まれている」とし、とりわけZ世代(1997年~2012年生れ)の中で、軍事費増大による社会保障の圧迫・格差拡大の現状に、新しいアメリカを求める声が上げはじめていると指摘。一方で同盟国に軍事費の肩代わりを求め、岸田政権は安全保障政策の大転換で大軍拡に進んでいると強調し、日本が戦争しない国であり続ける努力こそが求められると述べました。
地域の「9条の会」の運動交流では、宮津与謝九条の会、長七・9条の会、紫竹憲法9条の会が、大軍拡・大増税に反対する立憲野党と市民の共同の広がり、地域を生かしたポスターづくり、小学校区での新たな9条の会の結成、近隣「9条の会」共同の署名・宣伝活動などが報告されました。
全体会では、奥野恒久事務局長が〝「九条の会」の呼びかけに応えて、京都でも市民の総決起の秋を創ろう!〟のアピールを提案、あわせて、京都独自作成9条ポスターの貼りだし、基地周辺での監視・調査・情報交換、環境・貧困問題にとりくむ若い世代との交流、大軍拡・大増税の撤回を求める緊急署名、9条の会の新た立ち上げと活動交流、11月3日憲法集会への参加など行動提しました。