憲法9条が存亡の岐路にあるもとで開かれた、今年の5・3憲法集会は、近年にない3000人を超える、北は丹後から南は相楽まで、府内全地域からの参加者で、円山野外音楽堂はあふれました。

オープニング企画では、河野康弘さん(ジャズピアニスト)、おもちゃ楽団、京都うたごえ協議会、平和おどり、京都子どもを守るうた合唱団が、それぞれの持ち味を生かして、戦争NO! 平和を!と演奏、歌い上げました。

垣田さち子さん(「京都の会」世話人・京都府保険医協会理事長)の開会あいさつに続いて、政党(社会民主党、新社会党、日本共産党、緑の党グリーンズジャパン)、そして寺田正寛さん(真宗大谷派(東本願寺))のあいさつがおこなわれました。

講演に立った柳澤協二さんは、安倍政権のすすめる安保法制の危険性を喝破するとともに9条を生かした安保政策こそ世界から信頼される日本のブランドであることを解き明かし、参加者の大きな共感を呼びました。

狂言では茂山あきら(「京都の会」世話人)・茂山童司さんの「柿山伏」が演じられ、会場の大きな笑いを誘いました。青年・学生のアピール、集会アピールを採択し、岡野八代さん(京都96条の会代表)が閉会あいさつしました。

憲法ウォークは、戦争立法NO! 戦争する国にしない! させない!と、ゴールデンウイークでにぎあう京都市内をパレードしました。

5・3憲法集会(2015)アピール

憲法9条京都の会 5つの呼びかけ

IWJ京都の動画(閲覧期間に制限があります)


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