憲法9条京都の会は、10月2日、9条京都のつどい2021 を開催。
100人超が参加し、オンラインでも配信されました。
同会の代表世話人の安斎育郎さん(立命館大学教授)が開会あいさつ。
安斎さんは、中学生の質問に答えたとする「安斎育郎10ヵ条の安全保障政策」を披瀝するとともに、亡くなられた益川敏英さん(同会代表世話人)の科学者の社会的責任を貫かれた姿を紹介し、その志を受け継ぐことの大切さを強調された。

開会あいさつの安斎育郎さん

講演した中野晃一さんは、自民党総裁選などをめぐる自民党内の権力闘争に触れ、岸田新総裁の表紙で安倍かいらい政権が続くだけと指摘。
一方、9月8日に合意された市民連合と立憲野党の共通政策について、「政治の方向性を共有し、候補者調整を進めるプラットホームができた」と強調。
その後の立憲民主党と日本共産党の政権協力合意について、「非常に重要な合意。共闘を前進させる流れがつくられた」と指摘。
さらに、「本気の共闘」について、「野党共闘はそれ自体が目的ではなく、政治を変えるための効果的な手段。それぞれが得意なポジションで、得意なプレーすることが大事」と語りました。

講演する中野晃一さん

三錦9条の会、憲法9条を守る亀岡の会が日常活動を紹介。

奥野恒久同会事務局長(龍谷大学教授)が1年間の活動を報告し、10・2アピール(憲法を生かす政治への転換を求めて)を提案、参加社で確認しました。

憲法を生かす政治への転換を求めて(アピール)

ロビーに掲示された各地のとりくみ①

ロビーに掲示された各地のとりくみ②