改憲発議に反対する全国緊急署名活動全国一斉行動への参加の呼びかけ
【一斉行動ゾーン:4月2日(木)から12日(日)までの間】
安倍9条改憲発議NO!のたたかいを展開している全国の皆さん!
憲法改悪への強い意志を機会あるごとに表明している安倍首相は、昨年夏の参院選で改憲勢力が発議可能な3分の2の議席を失ったにもかかわらず、通常国会の所信表明演説でも改憲への決意を表明し、自らの自民党総裁任期の2021年9月までに何とか改憲を実現すべく、改憲案の国会発議をねらっています。
「桜を見る会」問題にみられる行政の私物化や東京検察庁検事長の違法な定年延長問題、二人の現職大臣の公選法違反行為疑惑による辞任、IR疑獄問題等の露呈。これらよって内閣支持率が低下し、支持率を不支持が上回る事態となっています。さらに、新型コロナウィルス問題への政府の対応で、全国の人びとの批判はさらに大きくなりつつあります。
このような中にあって、全国市民アクションが呼びかけた「安倍9条改憲NO! 改憲発議に反対する全国緊急署名」は、全国各地でスタート集会などがもたれ、取り組みが開始されています。
私たちは、新署名を開始するにあたって、安倍改憲をめぐるたたかいがいよいよ最大の山場にさしかかっており、かつ、今通常国会と臨時国会で「改憲発議」を許すかどうか、さらに2021年通常国会会期中に安倍改憲国民投票を許すかどうかの正念場にさしかかっていることを繰り返し訴えてきました。このことを全国の仲間と共有し、安倍首相の企てを絶対に阻止するため、気を緩めることなく、着実に取り組みを重ねていくことが求められています。
新型コロナウィルス問題で、私たちの健康や安全の確保を考慮し、運動団体も様々な、配慮や対策に万全を期すことは当然だとしても、日本全体が委縮を余儀なくされたり、安倍政権側の一方的な情報操作や世論誘導には毅然とした対応をしつつ、安倍政権による戦争への道を阻止するため、安倍改憲の動きを断念させるあらゆる努力を、改めて堅持し強めることが必要となっています。
そこで、「総がかり行動実行委員会」・「全国市民アクション」は、来る4月2日(木)から4月12日(日)までの11日間を、改憲発議反対全国緊急署名活動の強化期間として設定し、全国の仲間に一斉の統一行動を呼びかけることとしました。全国津々浦々でこの期間、同時に、共同して、集会や、街頭宣伝、署名活動など、創意工夫した運動を巻き起こしましょう。私たちは東京で4月2日に集中した街頭宣伝署名行動を行います。
職場、身近な地域からたたかう領域をさらに広め、駅頭、街頭、戸別訪問を含めてあらゆる取り組みに全力を出し切り、たたかいの前進に向け邁進しましょう。この力で安倍改憲を必ず阻止しましょう。
2020年3月5日
戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会
安倍9条改憲NO!全国市民アクション